餅による恣意 

ゲームとか、株とか、本とか(^u^)

疑心暗鬼

 最近の世界の株価の動向を見ていると、ちょっと辛いものがある。

 昨夜はイギリスのブレクジトの動向や、為替の動き、NYダウの寄りつきからの下落なんかで今朝の日経は下げるだろうと予想していた床についた。しかし、起きてみればそこそこリバっていたので、だったら日経もそんなに調子が悪いことも無いだろうと思えば、中国株が底が抜けたように下がっていくのに引っ張られて下げている。中国はどんどん元安の方向に進んでいるがそれも心配だ。為替操作国とはされなかったが、日本と共に監視対象になった。それに将来を考えると消費増税も表明されて、ちょっとお先が真っ暗に見える。

 しかしそれが今の危機なのか、先の危機なのかの見通しは立たないし、それを想定できるほど力が無い。全てのマイナス要因を今の事として捉えていると、大抵の人間は身動きが取れなくなる。物事の悪い面ばかり見ていても良い結果は得られない。波に乗るには心理的ハードルを致命傷にならない程度にまで下げなくてはいけない。結局ノーリスクで益を得ることは出来ないのだ。その辺はナーシム・ニコラス・タレブの著書反脆弱性を読めばわかる。

 何事にも思考停止せず、柔軟にいきたいなw