餅による恣意 

ゲームとか、株とか、本とか(^u^)

本による学習と効果

 私は基本的に本が好きだ。それは賢くなりたいというコンプレックスからであるので、本当に好きな人間からすれば「趣味は読書です」とも言えないレベルだろう。現に毎日何時間も本に釘付けなんてことはない。全く読まない日もあるし、数ページ進めただけでそれ以降開いていない本だってある。

 さて私は実践による学習というものが上手く出来ないようで、本を購入した。今ではそこそこ持っているのだが、それを活用できているかというと首をかしげざるを得ない。基本的にテクニカルの本を購入しているが、それ以外にもファンダ関連や経済の本なんかもある。

 買ったからには活用すべきと本を開いて市場と見比べてみるが、全く同様の足形が出現することは少ない。まして全く同じ足形が出現したとして、そこでエントリーできるかもわからない。実に情けない話である。しかも私はかなり頭が固い人間なので、抽象化が出来ずに実践で使えていないのだ。

 ふんわりと流れを拾うべき所で、どうしてこうならないのかああならないのかと頭を抱えてしまっている。分かっていることと出来ることは違うとはこのことだ。市場はいきたい方向に進む。全ては結果論であって、予想の精度を上げても100%には決して辿りつけはしない。大切なのは自分自身の知識と経験則から大筋の当たりをつけることだ。だから作戦が練れるし、そのおかげで慌ててエントリーすることもイグジットすることも無くなる。

 市場は常に変化するし、その変化に合わせられない人間から脱落していく。ノウハウ本はそれを体験した人間の足跡だ。まぁその手法が本当に有効なのかどうかは、自分で検証してみないと分からないが……。(情報源は提示する人間が選ぶんだから、真偽を問うのは活用しようとする人間の役割だ)

 今のところ本を読んで効果が上がったかというと、全然全くだ。私の着眼点が悪いとか、頭が固すぎるからなのかもしれないが……Orz今していることは共通点探し。流石に全く出鱈目なんて書けはしないんだから、重要な部分は必ずかぶるだろうと、そこを探すという作業をしている。生まれながらにセンスがあればと思うが、残念ながら自分というものは交換がきかないのだw