餅による恣意 

ゲームとか、株とか、本とか(^u^)

引き出しの中

 自分の身の回りを整理する。これって凄く重要なことだ。でも不思議なことに引き出し一つだって、意外と管理できてなかったりするんだよな。使うかもしれないとか、一応とっとこうとか、そもそもなんでとっているのか分からなかったり。

 特に紙。期限が過ぎていたり、もう終わった用事だったりしてもそのままになっていたりする。それは絶対に止めておいた方がいい。そうしないと後々骨を折ることになるから。最早確認しようがないとか、間抜けなことになる前に。自分のだけじゃなく、家族と共有している引き出しとかも出来ればみんなで時々整理すべき。何せ今まさに私が苦労しているから。

 面倒なんだろうな。それとも日常生活に精神的なゆとりが全く無かったのか。分からないでもないからね。疲労困憊しているのに、家に帰って更に疲れそうなことをしなくちゃならないなんて。それでも生きてりゃ紙だって溜まってくよなぁ。契約書とか、保証書とか、諸々。絶対に明日が来るっていうなら。将来に渡ってずっと自分が生きているとすれば、或いはそんな作業必要ないのかもしれない。全部自分がするっていうなら、出来るっていうなら、それが本当ならいいのかもね。

 でも命は存在していれば常に、存在しなくなる可能性を孕んでいる。

 それは明日かもしれないし、たった今かもしれないし、ずっと先の事なのかもしれない。

 いなくなった先の事をさ。去っていく人は少し考えるべきだと私は思っている。生きていくって大変だからなぁ。だからほんの少しでいいから、日頃からね。これは言っておくべきだろうとか、これやっとかないと絶対に大変なことになるだろうとかさ。

 死んでいく人も、生きていく人もお別れに集中出来るようにさ。

 「後片付けをしなさい」って親はよく言うものだけど、言ってる本人もなかなかできないもんだからね。不思議だなぁ。それぞれの苦労があるんだろうけど。死ぬのもきっと大変だしね。でもある程度やっとかないと、涙どころか悪態ついたり。そんな別れは嫌じゃね?

 じゃあね、後は宜しくねとか、今までありがとうねとか、そんな別れがいいな。

 難しいって分かってるけど、そこは協力していきたいところだなぁ。