餅による恣意 

ゲームとか、株とか、本とか(^u^)

 人は何かしらの新しい行動を起こすとき、基本的にブレーキをかけるようにできている。

 しかも報酬がいつ手に入るのか見えないときなんかは特に。

 だから意識的に成果を見えるような工夫だったり、ゴールを確認する作業が必要だ。自分が時間を投入するものを決め、その方向へ進み始めるために。

 千里の道も一歩から

 かっこいいとだけ思えたなら気が楽だった。

 どれ程遠くともそこへ辿りつくには歩き始めなければならない。

 どの方角が正しいなんて最初から分かるわけがないから、試行錯誤をし続けるしかない。全然見当違いのことをしていたなんて当然のようにあり得る。しかも絶対の答えはない。答えを見つけたと思っても簡単にひっくり返る。進み始める前から想像以上の苦労があるだろうことがうかがえて、さぁどうするかということになる。

 始める前から高い壁がある。本当は無いのにもかかわらず。

 世の中は誰が失敗しようと気にしない。成功したものには群がるけれど、道半ばで倒れたものにほとんど関心はない。

 だから本当に壁なんてない。全て個人的な試みだから。

 最初の壁を越えたら全てスムーズにいくわけもなく。だから覚悟して越えていこうとするだけだ。それが習慣になるまで。