餅による恣意 

ゲームとか、株とか、本とか(^u^)

8月反省

 8月は8回エントリー

 勝率50%で終了。

 継続保有一銘柄。

 

 資金としては小額だがプラスで終えられた。

 7月のトレードよりは成長している。(勝率高いけれど、資金としてはマイナスだった)

 

 内、二度ほど酷いエントリーをしてしまう。損切りは過剰なくらいビビっているので特に引っ張ってしまったことは今のところ無し。お蔭で細かいマイナスが積み重なり資金は減りがち。

 もっと主観が入らないように機械的にやりたい。値動きを見ていたら許容範囲の下げなのかどうなのか、明確な判断基準が無いせいで瞬発力にかける。暴落にぶち当たったことは幸運なのかまだないけれど、どれくらい短時間で下げるのか分からないので想像しておくことにする。なにもしないよりはマシだとしよう。

 

 損切りラインはエントリーした銘柄が上昇すれば、値を追っかけてマイナスにならないように少しずつ調整している。(そのせいで簡単に狩られてしまって、利益が小額で終わってしまうことが多々ある)とにかく逆指値は常に入れているので、最低限度の命綱は握っていられていると思いたい。

 

 8月はツイッターを覗きつつ市場に参加していたのだが、皆さん大変頭がいいみたいで(私自身の勉強不足でもある)色んな数値や情勢を元に先の動向を推し量っているようだった。

 私は正直なにを基準にそう思ったのか分からないし、それ以前に知らない専門用語が多い。それとそんな数値どこで皆見てるの? とすら思った。思いつつも調べなかったのはいけないことだが……。

 

 7月は 国際石油開発帝石「1605」 を持っていたのだが、リビアの港湾が再開したとかで原油価格が下がり、値が前触れもなくガクッと下がった。少なくとも私がチャートを見る限り、サポートを割りそうな気配はまるで読めなかった。その時思ったのだ。未来予想なんて無理なんじゃないかと。他にも私の保有していた銘柄はトランプさんのツイートとかにぶんぶん振り回された気がする。いや、日経自体がそうだったのだろう。何せ私は東証一部上場銘柄しか手をつけていない。大体チャートは同じ形をしている。

 

 だから私はやればやるほど未来予想なんて馬鹿馬鹿しく思えてしまった。あんなもの予想できるわけがない。

 突然頬を張られたようなものだ。一人痛む部位を擦るくらいしか出来なかった。Mrマーケットはブレイクダンスでもしているんじゃないかと本気で思った。

 

 私の頭で必死に考えても、どうしても明日上がるか下がるかはギャンブルとしか思えない。どこかの国が躓いたり誰かがちょっと発言すれば価格は突然ジャンプし、ぼとんと落ちる。ウォール街のランダムウォーカーでたぶん目にしたと思うのだが、サルに適当に選ばせた銘柄と人間が必至で考えた銘柄の成績はそれ程変わりないとか。(間違っていたら申し訳ない)

 だったらどうして投資で勝者がいるのだろう。インサイダー取引でもしない限り完全なランダムだとしたら誰かが極端に資金を増やすのはおかしいことだ。動かせる資金の量なのかとも思ったが、個人投資家で数十万数百万から大きく資産を伸ばした人は枚挙にいとまがないようだ。(逆もまた然り)

 

 まだまだ長く市場で生き残りたいので、色々と試行錯誤しなければならない。とにかく大きく踏み外すことが無いようにルールを作り上げなければ。

 トレードの端っこに立ったはいいが、大海原に救命器具なしで放り投げられた気分である。