餅による恣意 

ゲームとか、株とか、本とか(^u^)

明日から新しい環境

 今年の頭から新しい環境に変わる。

 人間関係とか失敗したくない、とかじゃなくて。どんな風になってもあまり落ち込んだりしないようにしようくらいで考えている。

 思考はいつも過去に飛んだり未来に飛んだりと忙しなく、浮かぶものの8割くらいはネガティブなもので、それに振り回されていれば自分が何処に居て何をしようとしているのか。向かう方向がどちらなのか、簡単に見失ってしまう。今に考えを留めるのは存外難しい。料理をしていても頭は他の事を考えていたりする。

 何をして何をしないか。目標がなんで、どうすればそこに辿り着けるのか。

 なんだか季節の節目があっさりしていて、特に思うところがなかった一年だった。やはり何事も楽しもうとする意思がないと、どんなものでもつまらなくなってしまうのかもしれない。

 なので今年やってみることは、選択の意識化と瞑想にしようと決めた。

 

 最近気が付いたんだけれど、どうやら人間は悪いことを好むようだ。犯罪とかではなく、それをすると良いことがあると分かっていてもそれをしない。それをすると悪いことが起こるかもしれないのにやってしまう。 

 例えば、腰が悪いとしたら軽いストレッチをすれば痛みを軽減できるのに面倒くさがる。本を読めば生活が生き生きとしてくると言われても読まない。お菓子の食べ過ぎはよろしくないと言われても食べ過ぎてしまう。運動不足が脳にも体にも悪いと知っていても、どうにもそんな気にならない。面倒な書類なんかは溜め込むと後々痛い目に見ると分かっていても後回しにする。整理整頓すれば作業が楽になるのに、なんだか家が片付かない。

 時間以外に掛かるものがほとんどなく、ただ意志さえあればすぐさま手を付けられる事を避けるのが人間らしい。

 それがどれ程人生に良い影響を与えてくれると分かっていても。自分のために時間を作って、自分に向き合うことをすれば人生はもっと好転するとしても。人はそれをしないのだ。